知っておきたい!高卒認定試験の難易度と合格ラインについて

「高卒認定の試験問題ってむずかしい?」
「チャレンジしたいけれど、学力が足りてるのか不安」・・・ という方へ。
ここでは試験の難易度、受験者の合格率、試験問題のレベル、合格ラインなどについて解説!目安となる数値などもあるので、参考までにチェックしてみてください。
学力はどれくらい必要なの?試験のレベルを知りたい
「高卒認定」は具体的にどんな試験なのか、今の学力でチャレンジできそうかを判断できるかも!
知ってる?試験の出題形式
一度に全科目合格する必要はない
難易度は高くない?合格率の勘違い
どれくらいあればいい?学力レベルを知りたい
知ってる?試験の出題形式
「高卒認定試験」の出題形式は、基本的に4つの解答の中から正解を選ぶマークシート方式です。
4分の1の確率にはなるので、勘でのりきってもある程度の点数がとれる人もいるかもしません。
一度に全科目合格する必要はない
「高卒認定」の試験は全部で8科目。この8科目すべてに合格することで「高卒認定」の合格者となることができます。ただ、一度の試験で全科目に合格しなくても大丈夫。合格した科目については「科目合格」となり、次の試験からは免除になります。「高卒認定試験」は年2回実施されるので、受験する科目を2回に分けて受験対策していくこともできます。また、別の年度に受験することだって可能です。
例)1回目の試験で半分の4科目、2回目の試験で残りの4科目と受験する科目を分散させて受験することなどが可能なのです。
難易度は高くない?合格率の勘違い
「高卒認定」の合格率は40%前後にとどまっているため、難易度が高いイメージをもたれがちです。でも、難しいのは出題内容というよりも、試験科目の数と出題範囲が広いところなのです。実際に一部科目(1科目以上の合格者)の合格率でいうと、毎年80%前後まで高くなるので、難しいのは”量”の部分といえます。
どれくらいあればいい?学力レベルを知りたい
大学受験のようなレベルを想像している人もいるかもしれませんが、「高卒認定」は基礎学力を判定するレベルの試験です。出題内容のレベルでいうと、どの科目も中学~高校1年生くらいの学習内容となっています。
あらかじめ知っておきたい合格ラインについて
合格基準となる点数は文部科学省から公表されていません。ただ、目安になる合格ラインは、高卒認定予備校等の調査から推定される点数があるので、参考にしてみてください。
試験に合格できる人数に制限はある?
合格の最低ラインはどれくらい?
もっと安全そうな合格ラインを知っておきたい
試験に合格できる人数に制限はある?
入学試験のように定員が決まっている試験ではないので、合格基準点に達していれば受験者数や合格者数に関係なく合格することができます。そもそも、高卒認定は進学や就職のチャンスを広げるための試験なので、競争させて振り落とす試験ではありません。きっちり学力が合格基準に達していれば合格できる試験です。
1科目分の試験対策が減ったことは、受験者にとっては大きなメリットです!
合格の最低ラインはどれくらい?
現在の高卒認定試験の合格成績というのは、科目ごとにA、B、Cの3段階評価がつけられています。
A 100~80点、B 79~60点、C 59点~最低点となっているので、合格の最低点は、だいたい40~45点くらいが目安になるのではないかといわれています。ただ、毎年変動があるようなので、40点でも足りない場合ももちろんあります。
もっと安全そうな合格ラインを知っておきたい
合格成績の評価基準から推定すると、50~60点は合格できそう、60点以上であればさらに安心なライン、ではないかと予想されます。
まとめ:合格ラインはあっても、やり方次第で合格は十分可能!
試験内容のレベルはそれほど高くないのが「高卒認定」。出題範囲が広すぎて、一度の試験で全科目を合格するのは体力的にもきびしいという方は、受験科目を分けて、数回の試験に分けて合格を目指せば大丈夫!まずは、無理なく受験対策ができそうな範囲で、合格までのプランを考えてみてください。
試験内容はむずかしくなくても、やっぱり範囲が広すぎてどうしていいか分からないという方は、勉強をサポートしてくれる学校をチェックしてみてください。学習内容や学費などを比較して、自分にとって効率よく学習できるのなら、それもひとつの方法です。